木藤純子展-中日新聞




「中日新聞」
2014年10月8日(水)  野村由美子/評




『時間帯によって空間は趣を変え、見える見えない、気付く気付かないは、見る側に委ねられる。
そぎ落とされた展示は実際、手掛かりがほしくなる。
ただ見る人の数だけ世界があるのだと、感じさせてくれるようでもある。
目に見えない世界を想像する豊かさを己は持っているか。
ある緊張感をもって作品を見るとき、既に作者の術中にはまっている。』